JUGEMテーマ:海外生活
これまた6月のお話になってしまいますが、6月11日にサンパウロのパウリスタ通りでゲイパレードがありました。
毎年恒例で、世界最大級のイベントです。
ブラジルにいるからには一度は目にしておきたい!、とサンパウロまで行くことに。
それまではいつもサンパウロに行くには車だったんだけど、どでかいイベントなのできっと駐車するところなんてないだろうと思い、初めてバスでサンパウロに行くことに。
ソロカバからはCOMETA(彗星)というバス会社からサンパウロ行のバスが出ています。
市バスのターミナルではなくて、長距離バス用のターミナルからの出発です。
COMETAの窓口でチケットを購入。たしかR$22くらいだったと思う。
ソロカバ―サンパウロは日本でいうと名古屋―京都くらいの感じかな。名古屋京都間だと高速バスで2000円くらい。それを比べたら安い方なのかなと思うけど、ブラジルでバスはとても重要な交通手段だからこんなものかな、とも思う。(だってソロカバからサンパウロへは電車なんてないんだもの)。
思ってたより乗り心地が良くてびっくり。寝れちゃうくらい。エアコン付のバスだったけど、たまにちょっと肌寒かったりしたので軽く防寒対策はした方が良いかも。
(どうやらエアコンのない便もあるみたい)
ちょうど2時間くらいでサンパウロのバハフンダ(Barra Funda)バスターミナルに着。
バハフンダってなんか響きが良いよね。ついつい口にしたくなる。
バハフンダ。
バハフンダのターミナルは地下鉄(メトロ)の駅と直結してるので、地下鉄の切符売り場で切符を買って入場。サンパウロの地下鉄は区間にかかわらず均一料金なので、入場の改札で切符は回収されちゃいます。初長距離バスに続き、ブラジル発メトロ!
パウリスタ通りをパレードするので、どの駅で降りようかなと悩んだけどとりあえずスタート地点がMASP(マスピ:Museu de Arte de Sao Paulo:サンパウロ美術館)なので"Trianon-MASP"という駅で降りました。乗換2回したけどすんなりといけました。
ただ、ホームが何方面行かっていうのはその路線の終点の駅しか書いてなかった気がするので、自分の行きたい方面の終点の駅を覚えておいた方が良いかも。
パウリスタ通りに近くなればなるほど騒がしい感じの人たちが増えてきました。仮装してたりホームとかではしゃいでる人も多数。
そしてMASP最寄駅到着。なんか出口が大混雑。そして地上からドンドンという騒がしい音も聞こえる…。
着いた!
レインボーカラーはゲイのシンボル。
男性諸君、海外に行くときは安易にレインボーカラーのものを身に付けないように!
でっかいトラックが次々とやってくる
お、おにい…いや、綺麗なお姉さん方です
マッチョなお兄さんもたくさんいたよ
上の写真のトラック(トラックからは比喩じゃなくて本当に腹に衝撃が来るほどの大音量の音楽)とトラックの間は一般参加(?)の人たちが練り歩いています。普通に見物に来てる人たちもここに加わって凄い規模になってました。
このお兄さんが躍ってて印象的だった
こんな感じ
私たちはこの中には加わらず歩道から見物。
途中でカメラ持った一般人たちが一ヶ所に群がっていたのでよく見てみたらその中心にはごっついSPに囲まれた女の人がいた。女優さんとかの有名人だったのかな?
諸々の事情により30分ほどしか滞在できませんでした。
ドラァグクイーンがいたら一緒に写真撮ってもらおうと思ってたので残念でした。
(ドラァグは薬のドラッグじゃないからね。引き摺る、のdragです)
ゲイパレードという名前だけど、ゲイだけじゃなくてレズビアンとかトランスジェンダーとかいわゆるLGBT(セクシュアルマイノリティ)の人たちの祭典です。
私はLGBTの方々が自分らしくありのままで生活していける社会が広がると良いな、と思っています。(やはりこういった運動に反対する団体も多く、ゲイパレードがあるとそういう団体も反対運動で集まって来るらしいです)
おまけ
ここからこのゲイパレードの写真がもっとたくさん見られます。
- 2012.07.07 Saturday
- サンパウロ
- 19:54
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- by 雪子(yukiko)