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大惨事

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    JUGEMテーマ:海外生活

    前回のBHでの日本祭りに前後するお話です。
    散々騒いだのでFB等で繋がってる方はご存知かとは思いますが。

    1月末頃より我が家のエアコンの調子が悪くなり、2月に修理することに。我が家はロフトというかメゾネットタイプの住居で、エアコンが吹き抜け部分の天井近くの高さに取り付いています。

    取り外して持ち帰って修理をしないといけない、しかし普通に取り外せる高さではない。ということで、我が家に本気の足場が登場。
     

    しかも我が家のエアコンは室外機一体型。壁にエアコンサイズの穴が開いていてそこに埋め込まれて室外機部分は屋外に張り出しています。これが重いのなんのって。後で聞いた話によると80kgぐらいあったそうな。業者さん2人でえっさえっさと運び出されていきました。

    勿論修理が終わるまでは壁の穴はそのまま。簡易的に塞ぐなんてこともしませんでした。ベランダには屋根(というか上の階のベランダの床部分)があるし、穴の位置も高い所なので雨が降り込むなんてこともないので、蚊の侵入経路ができてしまったくらいで特に不都合はありませんでした。

    エアコンの修理はすぐには終わらずそれから10日程経った日曜。私が所属しているSorocaba Expat Women's Club(国籍問わない駐在妻の集い/基本英語)で初の家族同伴のホームパーティが開かれる日でした。それぞれ自国の料理を持ち寄ってのパーティ。私は勿論、最近仕事でももっぱらポルトガル語になってきた夫も久々に英語を使える機会ということで楽しみにしていました。

    朝から小豆を炊いて、お好み焼き用の天かすを自作し、お好み焼きを大量に焼き、仕上げに大量の白玉を作ってあとは身支度をして出かけるだけ、そんな時。バスルームに入った私は外の強風に気が付いたのです。半開きのバスルームの窓からブラインドが外に吸い出されそうになっていました。

    家の内側にはためいているのではなく、外に持っていかれそうな強風。おそらくエアコンの納まっていた穴から家の中に風が流入してきていて、その逃げ場を求めてバスルームの窓へと空気が流れて行ったのではと推測。ブラインドが壊れそうなので慌ててバスルームのドアを閉めようとするも風圧でなかなかドアが閉まらない。何とか閉めてもドアの下の部分の隙間から物凄い音を立てて空気がバスルームへ流れ込んでいくのが分かりました。

    窓から外の様子を見ると、竜巻ではないけれど台風のような暴風が見て取れました。夫にそのことを告げると夫は玄関へ、私は引き続きキッチンで出かける準備をしていたその時。

    物凄い音が家の中を通り抜け、その後リビングの掃出し窓が家の中に倒れ込んでくるのがスローモーションで見えました。

    勿論その後は大惨事。
    窓は見事にリビングのローテーブル(片付け前で物がごちゃごちゃ)を直撃し、ガラスの破片がリビング一帯へ飛散。





    何が起こったかというと。
    エアコン穴のせいで我が家に過剰に空気が流入。家の内側から外側へ圧力がかかった状態へ。夫が圧力のせいでなかなか開かない玄関のドアを無理やり開ける(内開き)。空気の通り道ができ、一気に家の外へ。その過程で内に引っ張られたのか外からの圧力なのかリビングの掃出し窓が外れて家の中へ。大惨事。合掌。ちーん。

    私も夫も呆然。何が起こったのか信じられず。私は何よりこの後のホームパーティに出席できないという絶望感にやられる。(準備に物凄く気合を入れていたため)。そして数分後にやってきたスコール。泣きました。

    このままでは家の中が雨で更に大変なことになるので、シェードカーテンを下ろして応急処置。そのまま終わりの見えない片付けへ。ある程度大きな破片を拾ってから夫が窓をサッシごとベランダへ。因みにこの窓、二重ガラスなので被害も二倍です。
     

    そしてローテーブルは収納の少ない我が家の貴重な収納スペースだったので、こまごまと色々なものが詰め込まれていたのも被害が大きくなった要因の一つです。すごーく細かい粉のようなガラス片があちこちに入り込んでそれはそれは壮絶な復旧作業でした…。でも私も夫も倒れてきた窓ガラスの下敷きにならなくて良かったなと後からしみじみ思ったのでした。不幸中の幸いです。
     

    勿論友人にはパーティ欠席の連絡を入れ、細かいガラス片はまだまだだけど何とか片付いて来てからイスとソファでシェードを固定してその後更に襲来してきたスコールに対応しました。

    後から知ったのですが、この暴風はソロカバ一帯で猛威を振るったらしく、色んなものが宙を舞い、看板が吹っ飛び、あるいはひん曲がり、街路樹が倒れ、SP 州でのニュースになるくらい酷かったらしいです。我が家の立地はちょっと高台のマンション群の一番外側なので、もろに影響を受けたのかもしれません…。

    翌日の月曜、夫は被害報告のため一旦職場へ。私はガラス片がかかっているかもしれない洗濯物を再度洗濯するため、マンション共同のランドリースペースへ。(うちのマンションは洗濯機が共同利用なのです)。そこで出会ったマンションの掃除婦マリアに写真を見せて被害を報告。マンションの屋上のイベントスペースも大変なことになっていた模様。ただ、家が大惨事になったのは我が家だけだったみたい。

    その後うちの部屋のオーナーが来訪。この修理費はオーナーが払うとの申し出。
    職場から戻ってきた夫からセキュリティ面を考慮して、窓が直るまでホテルに滞在することになったとの報告。オーナーには窓の業者に連絡を取ってもらったけどこの週末からカーニバル休暇に入るので立て込んでいるのか、すぐには対応できないとのこと。
     

    午後から職場の人が来て窓を黒いビニールシートで塞いで応急処置をしてもらった。それから貴重品を軸に身の回りのものを簡単にまとめて近所のホテルへ避難。ホテル生活開始です。

    ホテルと家は徒歩5分の距離で、家の中はある程度片付いているので日中は家に戻り、残りの片付けをしたり家事をしたりして過ごし、夜もそのまま家で食べ、それからホテルに戻って就寝、というスタイルでした。なので外食が増えて出費が嵩んだということもなく、ホテル代も修理代もオーナー持ちなので懐は痛まずに済みました。助かった…。

    カーニバル休暇があったのでそれが終わるまで修理の人は来ないかと思いきや、一週間後のカーニバル最中に業者が窓ガラスを引き取りにきてくれました。サッシを持って帰ってガラスをはめて再納入してくれるとのこと。大惨事から約10日後、私はBHでの日本祭りを手伝うため一人ソロカバを離れます。戻って来るときは全て元通りになってるのを祈りつつ。

    結果、私がBHでの5日間の滞在から戻ってきても元通りにはなっていませんでした。でもその翌日に窓ガラスが我が家に到着。結局ホテル暮らしが半月!うちは払ってないけどホテル代が物凄いことになっていそう…。因みにみんなが忘れかけていたエアコン、窓ガラスが家に入る数日前にやっと直って家に取り付けられました。(立ち会った夫曰く、エアコンの重量と取り付け位置のせいで取り外し時より遥かに大変だったとのこと)。エアコンが直るまで3週間以上かかっていました。

    エアコンも窓も直り、今では快適な生活を送っています。
    ブラジル在住の方に注意喚起をしたい気持ちもあるのですが、どう考えても対策が思い浮かばないので(今回の事件はレアケースだと思う)。とりあえずブラジルの気密性の低い住居ではこういうこともあるんだ、ということを心の片隅に置いてもらえばな、と思います。強風の時には無理矢理窓やドアを開けない方が良いですよ!

    そんなブラジル生活で一番の惨事のレポートでした。


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